2010/10/04

絶対重感

ご無沙汰!

久しぶりの温泉JОG。着替えやらタオルやらをランニングパックに詰めるといつもより重く感じた。そりゃそうだ。つい最近まで着替えと言えばTシャツ短パンだったんだから、重く感じて当然だ。

目指したのは小平にある「テルメ小川」。今年何回目だろう?ネットの口コミ通り、然程魅力的な温泉ではないが、温泉JОG的に距離が程良いので、リピーターになってしまった。自宅から20キロちょっと。いい感じで汗をかいて、温泉とビール。とても幸せな気分に浸れる。

40キロ越えるともっと良い温泉が沢山あるのだけど、長距離なので疲労も倍で、温泉に入っても中々疲労が抜けない。それどころか湯疲れしてしまうんだ。お湯に浸かるのも結構な体力を消耗するからね。何事も程々が大切。

ちょっと脱線。昭和のテレビ番組はとても平和だった。普通の人達の特殊技能を紹介する番組?があった。クイズ番組だったかも知れないなあ。まあその番組で、酒屋だったか米屋だったか忘れてしまったが、物を持っただけで目方を当ててしまうオジサンがいたのを覚えているだろうか?音楽でいうと絶対音感みたいな、重さに対する感覚が研ぎ澄まされた人だ。絶対重感なんて言葉が相応しいね。

オジサンが物を持ち上げて目方を言う。すぐさま秤にのせられる。オジサンの言った目方はピタリと当たっている。

─こんな事出来ても何の役にも立たないじゃん
─無駄な能力だ
─出演料貰えるんじゃないの?
─スズメの涙でしょ
─テレビに出れただけで幸せなんじゃないの

家族でテレビを囲み、そのオジサンの無駄な能力に就いて、言いたい放題の感想を述べながら、夢中になってテレビを観ていた気がする。今思うとあれはヤラセだったかもね。数グラムの誤差もなかったからね・・・。

風呂から上がり着替えようとした時、トンでもないミスをしていた事に気付いた。普段より重いと感じたランニングパック、実は数グラム軽かったのだ。私は周囲を見回し、一気にズボンを履いた。ジッパーで大事な所を挟まないように慎重に閉めた。再度周囲を確認。よし大丈夫だ。誰も私のノーパンに気付いていない。

私に絶対重感があれば・・・

3 件のコメント:

よっさん。 さんのコメント...

温泉ランいいよね。ひょっとして帰りも走りかい?それにしても、ノーパン落ちを導くまでのオッさんネタ長かったよ(爆)。

青ジジイ さんのコメント...

ユウさん、寒くなる前に奥多摩方面へ行きましょう!

mushigoro さんのコメント...

> よっさん。さん

ビール飲んじゃったから帰りは電車。

オチまでのネタが長い?いきなりノーパンより良いんじゃないかなあ。

> 青爺さん

奥多摩いいですね。温泉ライドは最高です。