2009/05/04

着火材はモテGoodsだ

GWダイエット2日目。今日は平地も上りも下りもインナー×ロー3枚目縛りで青梅街道、新青梅街道を、只管西に向うサイクリングをエンジョイしたよ。M系アスリートの皆様やダイエットクイーンのお姉さま方なら「成る程」と頷いている筈だろうが「何で?」と思っている人も多いと思われるので、軽~くムシゴロウ的超いい加減解説するね。

自動車が動くにはガソリンが必要だよね。人間にとってのガソリン、エネルギーは2つあるんだ。1つが糖。この糖はグリコーゲンってのに変身して身体の中(肝臓、筋肉)に蓄えられているんだな。そうそう「一粒300メートル」グリコの社名は、このグリコーゲンが由来してるんだよ。グリコの社名の源(みなもと)はグリコー源でグリコーゲン。これ試験にでるぞ。でね、もう一つのエネルギーは脂肪。脂肪に関しては説明要らないよね。

糖と脂肪。こいつらをバランスよく燃焼させて私たちは動いているんだけど、この2つのエネルギー源は全く対照的な特徴を持ってるんだよね。

サイクリングのゴールは奥多摩。流石GWだけあって、奥多摩川の河川敷では親子連れやカップル、仲良しグループ、暴走族の皆さん、怪しい男の二人組み等々、様々な人たちが水遊びやバーベキューをして楽しんでいた。川原のバーベキューは最高だよね。でも火を熾(おこ)すのが大変だったりするんだな。

薪に火を点ける。これには相当の技術がいる。でもイケてる人なら着火材でチョチョチョと火を点けてしまう。「○君ってすごーい!」「オレ、こう見えてアウトドア派だから」「素敵~」着火材はモテGoodsだ。メモしておけよ。

着火材と薪、この関係が糖と脂肪の関係と似ているんだよね。糖は備蓄量が少ないんだけど直ぐに燃える。一方、脂肪は備蓄量が多いんだけど、燃えるまでに色々面倒な手順が必要なんだ。

短距離のような高負荷の運動は糖がメインに使われて、長距離のような低負荷の運動には脂肪が比較的多く使われる。着火材でボンっ!ってのとグツグツとカレーを煮るには火の使い方が違うもんね。実際は両方が使われるんだけど、その比率が違うんだよ。

じゃあ何を以って高負荷とか低負荷なのさ?と質問が出てきそうだね。LTって言葉知ってる?乳酸性作業閾値(Lactate Threshold)ってヤツなんだけど、このLTの手前が低負荷、というか脂肪がよく使われる負荷なんだ。これを越えると、そう、糖が使われる。ん?ちんぷんかんぷん?

ダッシュをすると手足がダル~くなるでしょ。「乳酸溜まったぁ~」とか言うじゃん。これが乳酸。このキツイ&ヘロヘロ状態で糖がよく使われているだよね。で、この乳酸ってのは「酸」ってぐらいだから酸性なんだ。身体の酸化していくの中和するのに呼吸が活発になるんだよ。換気みたいなもんだろうね。つまりハアハア息遣いするような運動では糖が使われちゃう訳。低負荷の運動ってのはハアハアしない運動。歌いながらできる運動強度って言うと分かり易いかな?ハアハアしちゃうと歌えないでしょ。歌うと青江三奈みたいになっちゃうよ。古いか・・・

てな訳で今日は歌を歌いながら楽しいサイクリングをしたのだった。走行時間約6時間。距離にして約130km。脂肪、燃えたかな?

そうそう、右上の「トライアスロン」ボタンをボチっとお願いね!それから、私のテキトーな説明に満足出来ない人は八田秀雄先生の本を読もう!

4 件のコメント:

SN さんのコメント...

こちらのBlogに変ってから、ムシゴロウ先生の面白度が増したような感じですな。
いいです、いいですね~。

ところで、アウトドア派の男の子ってモテルん??

応援ポチっと♪

mushigoro さんのコメント...

お褒めの言葉をいただき感謝感激です。ハイテクを使って、暇な時にちょこちょこ書くという方法を使ってるんです。なので、これまでと違って推敲する余裕が出来ました。推敲してこの程度??なんて思わないで下さいねw

アウトドア派はモテるに決まってます!川原で遊んでいる人の殆んどがカップルでしたよ。私だってアウトドアグッズさえあれば、今頃モテモテの筈・・・。

SN さんのコメント...

いや~、ムシゴロウさんはアウトドアグッズなんて小細工なくったって、スポーツマンで知的&ユーモアセンス抜群だから、もてるっすよ!

mushigoro さんのコメント...

世の中、そんな上手くいかないっす・・・